
| 開催日時 | 2026年7月31日 (金) 19:00〜21:00 |
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| 場所 | コミュニティスペース |
| 司会進行 | 吉田大作(Artist Cafe Fukuoka チーフディレクター) |
| 内容 | Artist Cafe Fukuokaでは、インドネシア・ジョグジャカルタのアートシーンを学ぶラーニングプログラムを開催します。現地リサーチをもとに、ジョグジャカルタの歴史や文化的背景、アートスペースやコミュニティの実践、地域に根ざしたアートエコシステムについて紹介します。 |
7月31日(金) Artist Cafe Fukuokaにて、ラーニングプログラム「STUDY: ジョグジャカルタの歴史とアートコミュニティ (インドネシア)」を開催しました。
当日は、Artist Cafe Fukuokaチーフディレクターの吉田が、インドネシアの歴史や文化的背景を踏まえながら、ジョグジャカルタを中心とした現代アートシーンや、アーティスト・コレクティブの活動について紹介しました。また、会場ではジョグジャカルタの名物料理「ソト・サンパ(Soto Sampah)」も振る舞われ、参加者は現地の文化を味わいながら学ぶ機会となりました。

本プログラムでは、世界最大の島嶼国家であるインドネシアの多様な民族・言語・宗教について紹介したほか、植民地時代から独立、民主化に至る歴史を振り返り、その社会的背景が現代アートにどのような影響を与えてきたのかを解説しました。
また、相互扶助を意味する「ゴトン・ロヨン(Gotong Royong)」という価値観が、インドネシアのコレクティブ文化やコミュニティ形成の基盤となっていることも紹介されました。

「芸術の都」と呼ばれるジョグジャカルタは、国立芸術大学(ISI)をはじめ、多くのアーティストやオルタナティブ・スペース、アートコレクティブが集まる都市です。
講座では、商業的なアートマーケットが発展するジャカルタとの違いや、地域コミュニティのつながりを活かしたジョグジャカルタ独自のアートエコシステムについて、現地で撮影した写真や映像を交えながら紹介しました。
さらに、インドネシア現代美術の流れや、ドクメンタ15の芸術監督を務めたコレクティブ「ruangrupa」の活動をはじめ、ジョグジャカルタを代表するCemeti Art House、Ace House Collectiveなどの事例を通して、コレクティブを中心とした芸術実践について学びました。

後半では、現在募集している「ACF × Ace House Collective リサーチレジデンスプログラム」について紹介しました。
プログラムの概要や応募方法に加え、現地での滞在やコミュニティとの関わり方、コレクティブの中で活動する魅力についても説明し、参加者からは現地でのリサーチやネットワーク形成に関する質問が寄せられました。
Artist Cafe Fukuokaでは、韓国での取り組みに続き、台湾、ベトナム、インドネシア、タイなどアジア各地とのネットワークを広げながら、アーティストやリサーチャーの国際的な活動を支援していきます。今回の講座を通じて、ジョグジャカルタのアートシーンやコレクティブ文化への理解を深めるとともに、福岡とアジアをつなぐ新たな交流の可能性について考える機会となりました。